◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ最終ステージ 第2戦 ソフトバンク3―0日本ハム(16日・みずほペイペイドーム)

 ソフトバンク・柳田悠岐外野手が8回1死一、二塁で左越えに決勝3ランを放った。OBの内川聖一氏に並び歴代最多タイとなるCS通算10本目の本塁打。

右けい骨骨挫傷で4月中旬から9月下旬までの長期離脱を経験したチーム最年長の一発で日本シリーズ進出に王手をかけた。

 以下は試合後の柳田の主な一問一答

―興奮を隠せない様子

「えぐいっすね。今、バリ疲れてるんですけど。もう本当アドレナリン出て、疲れました。こんなに出たことないので、筑後の生活(リハビリ)で。すごい、いい疲労というか」

―復帰して短期決戦を戦う心境は

「筑後で僕のことをサポートしてくださった人がいっぱいいたので。そういう人のためにも結果を残すという気持ちで、ずっといます」

―リハビリを振り返り

「けがはもう、しょうがなと言ったらあれですけど、起こったことなので。そこからどうするか。『もしかしたら最後に出られるかも』と僕は思ってたので。戻った時にいいパフォーマンスが出せるようにとだけ考えてやっていました。それでも、やっぱり自分だけの力ではなくて、周りの方のおかげで、こうやって試合に出させていただいている。チームの代表だと思ってプレーしようとしています」

―左方向の本塁打が目立つようになってきた

「そうですね、練習してるんですけど。

修正を加えたり、色々試しながらやってます。スイングは筑後の時よりいいと思います」

―試合でも感覚をつかんだ

「試合と練習と。つかんではないですけどね。だんだん形になってきたなという感じですかね」

―左方向に飛ぶ時は状態がいい

「若い頃、よう打ってたんで。懐かしいなって感じです」

―今季は下半身のトレーニングもできなかった

「いや、できていました。去年もけがをして、今年もけがをして。でもトレーニングだけは一生懸命やっていましたので、それでちょっと、体の状態も良くなってるんじゃないかなと思います」

―CS10本塁打は内川氏に並んだ

「意識していました。(15日に始球式を行った)内川さんに会って、そういう話したので。次は内川さんを超えたいなと思います。でも良かったです、いい場面で出たので」

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