ロッテ・サブロー新監督が20日、本拠のZOZOを訪れて、23日に開催される「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(東京・グランドプリンスホテル新高輪)に向けて、指名候補選手94人の映像をチェックした。

 6時間以上かけて全ポジションの候補の映像を見て、1位候補は7人に絞ったが「結局、決まらなかった。

ウチはもう、全部が補強ポイントなんで。ほんまに分からないです。うーん、どうしようかっていう。来年のウチは野手もいいとは言ってくれるけれど、若いので当てにはならないので。ピッチャーも弱いし、(補強ポイントは)本当に全部なので。どこを先に埋めていくか、当てはまる選手がいるかっていうところも、もう最後の最後まで練らないと」と最終結論には至らなかった。

 スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手もリストに残っており「高校生の時に見ていた。甲子園でね。あの時、欲しかったんですけどね。今はチーム事情もあるし、どうなるか分からないですけど。一応、見ました」と花巻東から注目し続けていると明かし、すっかり周囲が暗くなったZOZOを後にした。

【ロッテの過去10年間のドラフト1位】

24年 西川史礁外野手(青学大)

23年 上田希由翔内野手(明大)

22年 菊地吏玖投手(専大)

21年 松川虎生捕手(市和歌山)

20年 鈴木昭汰投手(法大)

19年 佐々木朗希投手(大船渡)

18年 藤原恭大外野手(大阪桐蔭

17年 安田尚憲内野手(履正社)

16年 佐々木千隼投手(桜美林大)

15年 平沢大河内野手(仙台育英)

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