◆第156回ロワイヤルオーク賞・仏G1(10月26日、サンクルー競馬場・芝3100メートル、重)

 今シーズン最後となるフランスのG1は7頭立てで行われ、1番人気のアローイーグル(牡4歳、仏・ジャンクロード・ルジェ厩舎、父グレンイーグルス)がG1初勝利を飾った。今週から短期免許を取得してJRAで騎乗する予定のクリスチャン・デムーロ騎手は同レース初勝利。

同騎手は天皇賞・秋・G1(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル)ではミュージアムマイル(牡3歳、栗東・高柳大輔厩舎、父リオンディーズ)とコンビを組む。

 アローイーグルは2023年にジョッケクルブ賞(仏ダービー)、凱旋門賞を制したエースインパクトの半弟。前走の凱旋門賞では6着になっていた。この日は中団後ろから進め、最後の直線では外から豪快に脚を伸ばし、2馬身差をつけての完勝だった。勝ち時計は3分23秒68。

 2着はクイーンズタウン(クリストフ・スミヨン騎手)、3着にはセヴェナズナイト(ミカエル・バルザローナ騎手)が続いた。

 ロワイヤルオーク賞は総賞金が35万ユーロ(約5710万円=1ユーロ163・132137円で計算)。1着賞金は19万9990ユーロ(約3264万円)となっている。

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