今年のオークス馬カムニャック(牝3歳、栗東・友道厩舎)が近日中に放牧へ出されることが30日、分かった。友道調教師が明らかにした。

 重賞3連勝中で、1番人気に推された秋華賞は16着とまさかの大敗。その後は栗東でエリザベス女王杯(16日、京都)を視野に乗り運動などを再開していた。しかし、その様子を見守っていた友道調教師は「フィジカル面は全く問題ないですが、メンタル面を考えてですね。無理をするような時期でも、馬でもないですから」と説明。しっかりと一度リフレッシュさせることを決断した。

 「何度かゲート練習した後、(宮城県の)山元トレセンへ出します。今後に関しては未定です」とトレーナー。心身両面の状態を入念にチェックしたうえ、復帰へのプランを考えていく方針だ。

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