西武からドラフト1位指名を受けた明大・小島大河捕手(22)が31日、東京・府中市の同校硬式野球部合宿所で指名あいさつを受けた。

 東京六大学では今秋のリーグ戦で正捕手として全10試合に出場し、37打数16安打1本塁打9打点、リーグ3位の打率4割3分2厘で同校の5季ぶりの優勝に貢献した右投げ左打ちの「打てる捕手」。

広池球団本部長も「1球目からしっかりタイミングが取れて、いい打球を出せるというところはずっと見ていて素晴らしいなと思った。とはいえ、プロのピッチャーはワンランク、ツーランク上になる。それでも対応できるというイメージがやっぱりわいたので非常に高く評価した」と称賛する打撃センスが光る。

 ドラフト会議当日にあいさつに訪れた西口監督は、来春の1軍キャンプ帯同を明言。小島は「ここからまた新たなスタートだと思うので、1軍で活躍してライオンズを勝たせられるような選手になりたい。身体の面では順調に来ていると思うので、またここから心と技術を成長して1月に臨めれば」と力強く宣言した。

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