◆第30回ファンタジーS・G3(11月1日、京都・芝1400メートル、良)

 2歳牝馬限定のG3は12頭立てで争われ、1番人気のフェスティバルヒル(栗東・四位洋文厩舎、父サートゥルナーリア)が最後の直線で馬群の真ん中から鋭く抜け出し、新潟2歳S3着から巻き返して、重賞初制覇を飾った。クリスチャン・デムーロ騎手は短期免許初日にいきなり重賞制覇となった。

兄は今年の皐月賞馬ミュージアムマイルで、2日の天皇賞・秋で同騎手が手綱を執る。勝ち時計は、1分20秒9。

 2着は10番人気のショウナンカリス(池添謙一騎手)、3着は3番人気のメイショウハッケイ(武豊騎手)だった。

 池添謙一騎手(ショウナンカリス=2着)「3コーナーの上りから下りにかけて、(ハミを)かむところがあって、頭を上げてしまった。それ以外は上手に走ってくれて、直線も脚を使って、一瞬は先頭に立っているんですけどね。最後の50メートルで少し鈍ってしまいました。今日に関してはよく頑張ってくれました。体重も増えているし、成長してくれていると思います」

編集部おすすめ