井端監督は9日、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す巨人・岡本和真内野手(29)、ヤクルト・村上宗隆内野手(25)のWBC参加に自信を示した。

 岡本は8日に合流して広島戦、韓国戦に出場予定。

今回は招集を見送られた村上は、ヤクルトがMLBにポスティングを申請し受理された。井端監督が主軸と考えている強打者だが、MLB移籍となれば、所属チームの意向もあり、WBC、事前キャンプ参加が不透明になる。指揮官は「春からずっと話をさせてもらいながらやっていましたので、いい方向にいくと思っています」と楽観視。その上で「決まり次第、動かないといけないのかなと思います」と、移籍球団が決定次第、2人のWBC参加に向けて動く考えだ。また、メンバー選考について「選手には年内、遅くとも年明けすぐくらいに伝えたいなという気持ちがある」と見通しを明らかにした。

 23年の前回大会はメジャー1年目のメッツ・千賀は不参加、同じく1年目のRソックス・吉田は春季キャンプを途中で打ち上げ、3月上旬に侍ジャパンに合流した。井端監督は今後も、ポスティング組の動向に注視していく。

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