テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜・午前10時25分)は12日、政府が11日にストーカー規制法の改正案を閣議決定したことを報じた。

 番組では同改正案で、被害者から申し出がなくても警察の職権で加害者に警告できることや、ストーカー事案で急増している紛失防止タグを用いた行為を禁止行為に盛り込んだことを伝えた。

 これにコメンテーターで出演の元衆院議員でタレントの杉村太蔵は「紛失防止タグは規制対象外だったので新たに規制しますって、なんかもっとストーカー行為をすること自体が手段を問わずダメなんだよということを立法できないものなのかと思う」と疑問を投げかけた。

 さらに「被害者からの申し出がなくても警察の職権で警告できるって、これ多くのストーカー被害に遭った方が、いくらこちらがお願いしても警察が動いてくれなかったという声がある中で、被害者が言っても言わなくても警察が動けるようになるって、これどこまで実行性があるのかなと。だから国家公安委員長のリーダーシップでこの閣議決定がちゃんと実行性のあるものにしていただきたい」と強く要望していた。

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