◆第66回東海菊花賞・SP1(11月13日、名古屋・ダート2000メートル)

 単勝1・0倍と圧倒的な支持を集めていたシンメデージー(牡4歳、高知・打越勇児厩舎、父コパノリッキー)は2着に敗れた。2番手から進めたが、逃げていた3番人気のマッドルーレット(牡7歳、名古屋・川西毅厩舎、父カジノドライヴ=加藤聡一騎手)との差を最後の直線でも詰めることができず、1馬身半差をつけられてゴールに入った。

 同馬は今年のはがくれ大賞典(佐賀)など、地方重賞を5勝。今年5月の名古屋グランプリ・Jpn2、2月の佐賀記念・Jpn3で2着とダートグレード競走でJRA勢を相手に好走。今回は圧倒的な支持を集めており、2番人気のメイショウタイセツ(4着)は9・6倍だった。

 シンメデージーとコンビを組み続けてきた吉原寛人騎手=金沢=は史上2人目の地方重賞200勝がかかっていたが、持ち越しとなった。16日の金沢の重賞・徽軫(ことじ)賞ではリケアマロン(牝4歳、金沢・加藤和義厩舎、父トビーズコーナー)に騎乗。なお、歴代最多は安藤勝己元騎手の231勝となっている。

 圧倒的1番人気が敗れ、SNSでは様々な反応がわき起こっている。「シンメデージー負けるの!?」「シンメデージー負けたんかマジで」「単勝1.0倍で負けたんかい」「単勝元返しで負けたってマ?????」「嘘だよな…??」などのコメントが投稿されている。

編集部おすすめ