京都11R・エリザベス女王杯・G1・馬トク激走馬=パラディレーヌ

 秋3戦目。千田輝彦調教師は「2戦とも1番強い競馬をしてくれている」と振り返る。

出遅れたローズステークス(8着)は直線で前が開かず、大外枠からラスト猛追した秋華賞(3着)は丹内騎手が「前半を中途半端に外を回りたくなかったので、大事に脚をためました。能力は見せてくれましたが、展開がはまってくれていれば」と悔しがった。

 この中間は、坂路で時計5本。直前追い切りは推進力が伝わる走りで55秒4―12秒2でフィニッシュした。

 今回は全2勝を挙げている岩田望来騎手とのコンビ。「この馬は走る馬だなと思っていました」と期待を寄せる。

 秋華賞は「いったいった」の競馬を上がりNO1の脚で追い込んだように末脚は上質。距離延長、外回り…。1番枠を生かして道中スムーズに立ち回れば、爆発力は年長馬相手でも互角以上だ。

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