◆第42回マイルCS・G1(11月23日、京都競馬場・芝1600メートル)

 今年のマイルCSは、今年の安田記念を制したジャンタルマンタル(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父パレスマリス)をはじめ、ドバイ・ターフを勝ったソウルラッシュ、ヴィクトリアM勝ちのアスコリピチェーノらトップマイラーが勢ぞろい。そんな一戦で、馬券の参考になる記録を紹介する。

 ◆牝馬は苦戦傾向

 過去10年で牝馬は延べ28頭が出走し、勝ったのは2023年ナミュールを含め3頭のみ。勝率は.107と厳しいデータがある。昨年は1番人気のブレイディヴェーグが4着に敗れている。

<牝馬のマイルCS制覇>

2020年 グランアレグリア

2021年 グランアレグリア

2023年 ナミュール

※過去10年

 ◆外国馬は消し!?

 これまで延べ12頭が出走した外国馬だが、2009年、2011年のサプレザの3着が最高成績。同馬は英国G1を勝っての挑戦で、今回出走予定のドックランズもクイーンアンS・G1を制して挑むが、データ的には勝ちきるのは厳しいか。

<マイルCSでの外国馬の成績>

2003年 スペシャルカルドゥーン(仏)  9着(11)

      トゥスール(英)       16着(12)

2004年 ラクティ(英)        14着(3)

2006年 コートマスターピース(英)   7着(2)

2007年 ベクラックス(米)       8着(9)

2008年 ラーイズアトーニー(加)    9着(14)

2009年 サプレザ(仏)         3着(2)

      エヴァズリクエスト(英)   10着(10)

2010年 サプレザ(仏)         4着(2)

2011年 サプレザ(仏)         3着(4)

      イモータルヴァース(仏)    7着(3)

2024年 チャリン(英)         5着(3)

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