◆男子テニス ▽横浜慶応チャレンジャー第2日(18日、横浜・慶応大日吉コート)

 元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が約3か月ぶりの実戦復帰を勝利で飾った。1回戦で、10月の全日本選手権準優勝で同793位の市川泰誠(ノア・インドアステージ)に、4-6、6-1、6-1のフルセットで逆転勝ち。

試合後の会見で、腰のけがは「疲労骨折のような骨の問題だった」と、初めて明かした。

 「休まない限りは治らない」ため、「一番は時間が必要だった」。8月8日に、シンシナティ・オープンで1度復帰したときは、「痛みがなくなっていて、もう治ったと思っていた」。しかし、1試合しただけで「元に戻ってしまった。また悪くなって、2~3か月、また休まなくてはならない。シンシナティの1週間後には、今年の試合は諦めていた」。

 しかし、「少しでも試合がしたい」のと、来年に向けて、少しでも感覚を残しておきたいために、今大会に出場した。ただ「まだ100%ではない。ちょっと(けがを)抱えながら」と、無理はしないつもりだ。

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