◇国際親善試合 日本代表3―0ボリビア代表(18日・国立)
FIFAランク19位の日本は同76位のボリビアに3―0で完勝した。前半4分、MF鎌田大地(29)=クリスタルパレス=が左足で先制。
森保監督の100試合目指揮で、国立競技場に3発の祝砲が上がった。日本は開始4分に鎌田が先制すると、1―0の後半26分だ。中村の折り返しを町野が詰め、待望の追加点が生まれると、ベンチ前に選手が駆け寄り、森保監督を祝福する輪ができた。「選手、スタッフに感謝の気持ちでいっぱい。大好きな仕事ができることが本当に幸せ」と声を弾ませた。選手との対話を重視してきた信頼関係を示す一場面だった。
試合前のロッカールーム。円陣では遠藤主将が「監督の100試合目、勝ってお祝いしよう」と士気を高めた。
14日のガーナ戦(2〇0)から中3日で、この日はスタメン7人を替え、遠藤、板倉らを起用した。誰が出ても質の高いサッカーができるのが今の森保ジャパン。前回の22年カタールW杯では、1次リーグ第2戦の格下コスタリカ戦で先発5人を入れ替え、1点差の敗戦。選手層が課題だった3年前からの宿題をクリアした。「どんな内容でも勝つ。自信につなげたい」。11月の2連戦は、26年北中米W杯へ最高の予行演習となった。
初陣だった18年9月11日のコスタリカ戦から69勝14分け17敗とし、6割9分の高勝率。スタメン、控えの関係なく「2~3チーム分の戦力」(森保監督)をそろえることが、3月に本大会切符を最速で獲得してからのテーマだった。南米のボリビアはW杯大陸間プレーオフに進出している実力国。
前回W杯は16強で敗退すると、続投した森保監督は「優勝」を目標に据えた。世界一を目指すと明言したことで、選手も呼応。堂安は「(選手起用を)ローテーションしないで決勝まで行くことは不可能。森保さんが掲げる『(登録メンバー)26人全員で』というのを全員理解している」とチーム内の競争を歓迎した。
100試合目指揮は通過点に過ぎない。「選手をどう固めていくか、直前まで固まらないだろう。最後にコンディションのいい選手を選んで、一気にW杯直前で(メンバーを)固めていく」と森保監督は今後のプランを示した。約半年後の本大会で、まだ見ぬ景色が待っている。(岩原 正幸)

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