ヤクルトの松本直樹捕手が20日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1900万円から100万円減の1800万円でサインした(金額は推定)。

 8年目の今季は18試合にとどまり、打率1割7分6厘。

4月に左膝へ自打球を受けて出場選手登録を抹消された影響もあり、昨季の60試合から大幅に出場機会が減る形となった。「滑り出しはよかったんですけど、自分で自打球を当てて、そこからなかなかうまくいかなかった。本当に野球がうまい人だったら、関係なくそこから成績も出せると思う。僕の実力がなかったし、野球がまだまだ下手だった」と今季を振り返り、「けがをしようが、調子が悪かろうが、成績を出せるような実力をつけられるように練習します」と意気込んだ。

 前回に続き、今オフも内川聖一氏と自主トレを行う予定だ。「個人的には長打率をもう少し上げたい」と目標を掲げた松本直は「(内川さんは)現役時代すごい打球が飛んでいた。もちろんとんでもないレベルの人なんですけど、そこに近づけるようなコツだったり、取り入れられるようなものが絶対どこかにあると思うので、それができれば来年につながるかなと思います」と語った。

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