エンゼルスが来季の新打撃コーチとして通算210本塁打、315盗塁のブレイディ・アンダーソン氏(61)を起用すると21日(日本時間22日)、複数の米メディアが伝えた。

 アンダーソン氏は88年にレッドソックスでメジャーデビュー。

同年途中にオリオールズに移籍すると、92年には21本塁打、53盗塁をマーク。96年には自己最多の50本塁打、110打点と飛躍した。オールスターにも3度出場した。

 エ軍は来季、日系3世のカート・スズキ新監督(42)の下で巻き返しを狙うが、アンダーソン氏にも打撃力アップを託す。

 米メディア「スポーツ・キーダ」はこの日、巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す岡本和真内野手(29)の移籍先候補としてメッツ、マリナーズとともにエンゼルスの名前を挙げた。今季三塁を守っていた打率・238、9本塁打のレンヒーフォ、打率・234、12本塁打のモンカダがFAとなるも再契約の可能性は低いとし、「(岡本を獲得すれば)現在手薄になっている内野陣の補強に間違いなくなるだろう」。また、今季36本塁打、103打点のウォードをオリオールズに放出したことから「攻撃力を失い、補強が必要だ」と指摘した。

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