MLB公式サイトは22日(日本時間23日)までに今オフの「ストーブリーグの大胆な予想」という記事で9つの項目を掲載。日本人選手を「ドジャースは獲得しない」と予測した。

 ド軍は今オフ、外野手と救援投手が補強ポイントとなっているが、同サイトは「ドジャースがタッカーを獲得する」とFAの目玉となっているカブスの大砲を加えると予想。「一見全ての選択肢の中で、タッカーはトロント(ブルージェイズ)に行くという話が最も理にかなっているように思える」としながら、「しかし、ドジャースはいつもトロントの邪魔をする準備ができているように見える。彼らは大谷翔平を契約した時にそうしたし、佐々木朗希を契約した時にもそうした。そして今年のワールドシリーズ第7戦でも。彼らは帳簿から消えるおよそ4000万ドル(約63億円)を使って、数少ない穴を埋める男を手に入れ、再び邪魔をするだろう」とした。

 一方で「ドジャースは日本人スターを誰も獲得しない」と予想。今季は大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)を擁して球団史上初のワールドシリーズ連覇を成し遂げたド軍。今オフは日本からポスティング申請をした巨人・岡本和真内野手(29)、ヤクルト・村上宗隆内野手(25)、西武・今井達也投手(27)がFA市場をにぎわせているが、「ドジャースが少なくとも1人、あるいは3人全員を獲得するのは既定路線のように見えるかもしれない。だが、今回は他のチームがチャンスをつかむ時だ。村上は空振りの多さや守備面に不安がある一方で巨大なパワーを持っている。それでヤンキースらしい選手でないと言うなら、私は何がそうなのか分からない」とし、「今井はカブスに行くだろう。彼らは彼の投球のポテンシャルを必要としている。

そして岡本は何とかして攻撃力を必要としながら、大物FA選手の争奪戦には入らないパイレーツにとってもこのオフの宝石となるだろう」と大胆な見通しを立てた。

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