◆第45回ジャパンC・G1(11月30日、東京競馬場・芝2400メートル)

 サンライズアース(牡4歳、栗東・石坂公一厩舎、父レイデオロ)がG1初勝利のチャンスだ。休み明けの前走・京都大賞典を叩かれ中間の気配も上昇。

19日の1週前追い切りでは、栗東・CWコースでロックターミガン(2歳1勝クラス)と併せ7ハロン98秒2。ラストも11秒4と力強い脚勢を保ち半馬身先着した。

 「走り、反応がガラッと変わった。ジャパンCなので当然、メンバーはそろっていますが、能力は遜色ないと思います」と手綱を執った池添謙一騎手=栗東・フリー=も手応え十分。道中でまくって出た昨年の日本ダービーでも直線で踏ん張り4着。当時とはスタートが改善されて前、前で運べるようになった今なら、さらなる前進も見込める。今春の阪神大賞典を6馬身差で圧勝した豊富なスタミナで後続を封じ込む。(戸田 和彦)

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