セ・パ両リーグのベストナインが25日に発表され、楽天からは宗山塁内野手(22)がパ・リーグ遊撃手部門で初受賞した。新人選手の受賞は1999年の松坂(西武)、上原(巨人)以来。

パ・リーグ遊撃手部門をルーキーが受賞したのは、1981年の石毛宏典(西武)以来44年ぶりとなった。オリックス・紅林と3票差の接戦を制し、「1年目から受賞することができ、とても嬉(うれ)しく思います」とコメントした。

 宗山は昨年のドラフト会議で5球団競合の末、明大からドラフト1位で加入した。3月28日のオリックス戦に「2番・遊撃」で開幕スタメンを果たすと、すべて遊撃手として122試合に出場。規定打席にも到達し、打率2割6分、27打点、3本塁打の成績を残した。「今シーズンは貴重な経験を多く積むことができました。来年はチームの優勝に貢献できるよう、さらに成長していきたいと思います。これからも毎年選んでいただけるよう努力を続けます」と意気込みを語った。

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