巨人の若林楽人外野手が26日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、今季の年俸1800万円から1450万アップの3250万円(金額はいずれも推定)でサインした。

 5年目の今季は3月28日の開幕戦・ヤクルト戦(東京D)に「1番・左翼」で先発出場し、4安打2打点の活躍。

延長10回にサヨナラ打を放ち、絶好のスタートを切った。しかし6月には左太もも二頭筋筋損傷により離脱も経験。約1か月間実戦から離れた。それでもCS第1S初戦・DeNA戦(横浜)で本塁打を放つなど、随所に光る活躍を見せ、代走や守備固めでも貢献。チームに欠かせないピースとなった。最終的にキャリアハイの86試合に出場し打率2割4分1厘、3本塁打、16打点の成績。「経験は本当に積めた1年だった。だからこそ、もっと成績を残したかった」と振り返った。

 オフシーズンは岡本和真とともに自主トレを行う予定。「日本の右バッターで一番いいバッター。見ているだけで勉強になりますし、ご飯もたくさん連れて行ってくれて、服もたくさんくれる。付いていかないわけない」とおどけたが、野球に対する意識とバッティング技術を吸収する構えだ。

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