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 セ・リーグの新人王はヤクルト・荘司宏太投手、パ・リーグの新人王はロッテ・西川史礁外野手が受賞した。

 荘司はセガサミーからドラフト3位で入団し、ルーキーながら勝ちパターンの一角を任され45登板全て救援で2勝1敗、28ホールド、防御率1・05をマーク。

新人で30ホールドポイントは史上10人目の快挙だった。

 西川は青学大からドラフト1位で入団し、108試合でリーグ6位の打率2割8分1厘、3本塁打、37打点をマーク。27二塁打はリーグトップ、117安打は今季の新人で1位だった。

 ヤクルト、ロッテはともに今季リーグ最下位。昨年まで、リーグ最下位チームからの新人王は2019年のヤクルト・村上宗隆(セ)や24年の西武・武内夏暉(パ)ら15人いるが、同一年に両リーグ最下位チームの選手の受賞は史上初めてとなった。

 ◆荘司 宏太(しょうじ・こうた)2000年5月22日、東京・八王子市出身。25歳。小学2年で野球を始め、ひよどり山中時代は硬式の昭島リトルシニアに所属。山梨・駿台甲府では甲子園出場なし。国士舘大からセガサミーを経て、24年ドラフト3位でヤクルト入団。172センチ、90キロ。左投左打。

今季推定年俸1200万円。

 ◆西川 史礁(にしかわ・みしょう)2003年3月25日、和歌山県生まれ。22歳。川辺ウィンスターズ少年野球クラブで野球を始め、龍谷大平安では2年時にセンバツ8強。青学大で2度のリーグMVP。大学日本代表の4番を務め、3年時に侍ジャパントップチーム初選出。24年ドラフト1位でロッテ入団。182センチ、88キロ。右投右打。今季推定年俸1600万円。

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