巨人の11選手が27日、都内の球団事務所で契約更改に臨んだ。捕手陣では小林誠司(36)、甲斐拓也(33)、大城卓三(32)、山瀬慎之助(24)の4選手がそれぞれサインし、来季に向けて意気込みを示した。

11月の強化試合で侍ジャパンにも選出された岸田行倫捕手(29)を筆頭に、レギュラーを巡って火花を散らす“捕手戦国時代”の到来だ。

 甲斐が巻き返して来季の日本一に貢献すると誓った。現状維持の年俸3億円(金額は推定)でサインし「ジャイアンツは勝ち続けて、強いチームでなければいけない。(目標は)日本一。それしかない」と力を込めた。

 5年総額15億円の大型契約でソフトバンクからFAで加入。移籍1年目の今季は68試合に出場して打率2割6分、4本塁打、20打点。慣れない環境で投手陣を懸命にリードし、攻守に奮闘した。「経験したことのない1年だった。大変な部分もありましたけど、僕の野球人生にとって絶対無駄にはならない1年だった」と振り返った。

 17年に1軍定着して以降、初めて負傷による離脱も味わった。8月23日のDeNA戦(東京D)の守備で右手中指を骨折。

CSでの復帰を目指したがチームは敗退しシーズンを終えた。患部の状態は「もう完璧に近い」と明かし、今オフも例年通り地元・大分で自主トレ予定。来季の捲土(けんど)重来へ、着々と準備を進める。

 ◆巨人の捕手事情 今季はソフトバンクからFA移籍した甲斐が開幕から主に先発出場。途中から岸田が定着し、クリーンアップも打ってチーム最多の69試合で先発マスクをかぶった。小林は田中将の登板試合で存在感を示した。大城は秋季キャンプで捕手に専念。2軍で打率3割2厘と攻守で成長をアピールした山瀬も含め来季のレギュラー争いは大激戦が予想される。

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