オリックスの新人入団会見が28日、大阪市内のホテルで行われた。来年7月中旬に予定されるMLBドラフトを待って進路を決断する予定のドラフト6位・石川ケニー投手(21)=米ジョージア大=を除き、育成を含む10選手が出席。

さっそく存在感を発揮したのが、育成ドラフト2位のシャピロマシュー一郎投手(22)=日本海L富山=だ。日米通算4367安打のレジェンドOBと同じ名前だが、「先輩に失礼ですから」と登録名に「マシュー」を選択。支配下登録を目指す最速152キロ右腕は「しっかりと成果を出してイチローさんにまず許可をいただかないと」と、「イチロー」継承を大目標とした。

 1位・藤川敦也「直球の強さが自分の持ち味。オリックスで絶対的エースと言われるくらいにならないと。人々のお手本になって、お母さんが周りに自慢できるような選手になりたい」

 2位・森陽樹「山下舜平大投手のような、威力のある直球が目標。プロで活躍して、もっともっと脚光を浴びられるように。(1位の藤川と)2人で将来はオリックスを担う投手になりたい」

 3位・佐藤龍月「(左肘を)手術して高卒プロを諦めた時期もあったけど、家族が『お前ならできる』と言ってくれた。直球、スライダーとマウンド度胸は今まで培ってきたものがある。1年目は1軍で初勝利を」

 4位・窪田洋祐「身体能力を生かしたプレーが一番の武器。そこを突き詰めていけたら。見ていてワクワクするような球界を代表する選手になって、優勝に貢献できるように」

 5位・高谷舟「この背番号(ドジャース・山本が入団時につけた43)に恥じない活躍をしなければ。

本当に世界一の投手だと思うので、話せるなら話してみたい。雲の上の存在なので、近づけるように」

 7位・野上士耀「小さくてもパワフルな打撃ができる選手に。積極的なガッツあふれるプレーで、どんな投手が来ても振り負けないように。右の森友哉選手になれるように頑張ります」

 育成1位・三方陽登「もともと握力が強くて(90キロ)、ウェートをしてさらに強くなった。最速で支配下に上がって、オリックスの一員として優勝に導けるように」

 育成2位・シャピロマシュー一郎「投げっぷりのよさが僕の魅力。(直球と)スプリットのコンビネーションが軸だと思っているので、そこを表現できれば」

 育成3位・中西創大「昔から憧れのユニホームに袖を通して、プロになれた実感が湧いている。紅林選手のように、深い位置からでも素早くスローイングをするような選手に」

 育成4位・渡辺一生「宮城投手のような、150キロを投げられる変化球投手が目標。一日でも早く支配下登録をされて、自分と同じ背の低い投手に希望を与えられるようになりたい」

 〇…育成4選手の背番号が「00〇」にリセットされた。1位の三方陽登外野手(22)=BC栃木==の「001」から連番。昨年までは「05〇」など2ケタ目の数字を入団の年度別で統一していた。牧田編成部副部長は「育成選手として、5年というのは一つの区切りでもあるので。早く支配下に上がってほしいという、彼らへのメッセージも込めて」と狙いを説明。

19年の育成ドラフト組では唯一の生き残りとして、佐藤が「001」から支配下登録を勝ち取っている。

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