◆東京六大学野球連盟結成100周年記念試合 六大学オールスター東西対抗(29日・神宮)

 侍ジャパン女子代表の大体大・柏崎咲和投手(4年=福井工大福井)が試合前の始球式に登場した。

 左腕からキレのある球を投げ込んだ柏崎は「このような素晴らしい機会を組んでいただいて、投げ終えたことにホッとしています」と小さく笑った。

今夏の大学選手権決勝の舞台は神宮だったが、準決勝敗退でマウンドは踏めず。念願がかない「こういう形で立てたのはとても光栄に思います」。2人の兄は野球部ではなかったが早大、明大に進んだとあって「勝手に親近感がわいています」と雰囲気を楽しんでいた。

 4連覇を達成した「第4回 BFA女子野球アジアカップ」では決勝のチャイニーズ・タイペイ戦5安打完封勝利を挙げるなど活躍し大会MVPを獲得。卒業後も野球を続ける。その視線の先にあるのは女子野球の普及。多くのファンの前で侍ジャパンのユニホームを着て登場したことは、間違いなくアピールになるはずだ。「少しでも女子野球の魅力というか、名前が広がればいいと思います。男子に比べるとスピード、パワーは劣りますが、女子ならではの笑顔、野球を楽しんでいるという魅力はあります。女子野球を当たり前の競技、文化というところでやっているので、このように観客の皆さんが集まっていただいている中でプレーできるような環境になればいいなと思います」。女子野球の普及という大きな花を咲かせていく。(秋本 正己)

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