侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿(12月5~7日、愛媛・松山坊っちゃんスタジアム)のメンバーに、道文教大の西浦真平外野手(3年=北照)が選出された。187センチ、100キロの体格を誇る長距離砲が、同大学から初の代表入りを狙う。
道文教大の西浦が持ち味の打撃で勝負する。道内大学所属の野手では唯一の選出となり、「選ばれたことはびっくりしている。準備したものを出せるように頑張りたい」と力を込めた。
北照高時代には、後にドラフト1位で広島に入団する苫小牧中央・斉藤優汰投手(21)から1試合2本塁打。北海道を代表するスラッガーとして活躍したが、進路に選択したのは当時札幌学生野球リーグの2部に昇格したばかりの同大学だった。京都府出身で地元に帰る選択肢もあったが、高橋葉一前監督の「全国に行って歴史を変えて、文教大初のプロになろう」という言葉が決め手となり、進学を決意した。
1年春からリーグ戦に出場すると、昨秋の入れ替え戦を制して今春から1部に昇格した。初の1部では打率2割0分7厘と苦しみ、「チームに迷惑をかけてばかりだった」。2年前に完成した国内最大級の広さを誇る室内練習場で朝、夜の自主練習に励み、過去最高の2位タイに入った今秋は4割2分1厘でベストナインを獲得した。
来年以降のドラフト候補が集結する代表合宿。全国レベルの好投手から結果を残せば、夢のプロ入りにも一歩近づくことになる。西浦は「打撃が売りなので、練習、実戦形式で目立った姿を見せたい」。
(島山 知房)
◆西浦 真平(にしうら・しんぺい)2004年4月27日、京都府出身。21歳。市原野小2年時に市原野イーグルスで野球を始める。洛北中在学時は東山ボーイズでプレー。北照高では2年夏に初めてベンチ入りし、3年春の全道準優勝、同夏は8強入りした。道文教大では2年秋に2部リーグ優勝。3年春から1部に昇格し、今秋は過去最高の2位に入った。187センチ、100キロ。右投左打。家族は両親と姉、兄、妹。好きなプロ野球選手は阪神・佐藤輝明。










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