◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」
クライマックスシリーズ(CS)の舞台で悔し涙を流せることも、巨人・田中瑛斗投手(26)の野球人生が変わった証しのように思えた。現役ドラフト3期生として、移籍1年目に中継ぎでブレイク。
日本ハム時代は右肘手術、育成契約などを味わい、1軍では実働4年で10登板。プロは結果の世界。その壁に直面してきた。「移籍が転機になった。1軍で投げられるのなら先発、中継ぎどこでもいい」。チームの戦力になりたい一心で自己最多62登板と殻を破った。
10月下旬。
涙で終わった25年シーズン。「『ただ悔しい』で終わるには本当もったいないぐらい、CSでは良い経験をさせてもらいました。来季終わる時、あの経験が生きたよなって言えるシーズンにします」。750万円だった年俸は1年で4650万円となり、結婚も公表。“現ドラドリーム”をつかんだ男がどこまで行くのか、見てみたい。(巨人担当・堀内 啓太)
◆堀内 啓太(ほりうち・けいた) 21年入社。










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