◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ プロアマ戦(3日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)

 今季2勝を挙げ、賞金ランキング1位の金子駆大(NTPホールディングス)が3日、プロアマ戦で最終調整した。

 同ランク2位の生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり、フリー)が今大会は出場せず、同3位の蟬川泰果(アース製薬)、4位の大岩龍一(フリー)との差は3200万円以上。

2人が優勝しなければ、自身の成績にかかわらず逃げ切りで戴冠が決まる。絶対的有利な状況だが、「普段の試合と変わらず入れている。賞金王になりたいけど、自分が良い成績を出して自分で決められればいいなと思う。自分のプレーに徹するだけ」と強調した。

 23歳94日での戴冠となれば、09年の石川遼(18歳)、13年の松山英樹(21歳)に次ぐ史上3番目の年少記録となる。初出場で14位だった昨年に続く2回目の出場となる金子は「グリーンが小さいので、ショットがすごく重要になる」と気を引き締めた。第1日は蝉川、大岩と同じ最終組で回る。「初日からいいスタートを切れればいいと思う。土日でいいところにいれば優勝を目指して頑張りたい」と強い決意を口にした。

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