横浜FMは3日、横須賀市内でシーズン最終戦の鹿島戦(6日・メルスタ)に向けて一部のみを公開して全体練習を行った。

 今季は2度の監督交代やクラブ初の単独最下位に転落するなど苦しんだシーズンだったが、大島監督のもとで中盤以降は巻き返し、2試合を残して残留が決定。

前節のホーム最終戦のC大阪戦は3―1で快勝し、最終盤で4試合連続3得点以上で今季最長の4連勝を記録している。

 残留の立役者の一人となったのが、守備の要のDFキニョーネスだ。DF角田と鉄壁のセンターバックコンビを形成し、2人が先発した試合は6勝2敗と守備の安定がチームの巻き返しにつながった。

 前節は出場停止だったが、優勝に王手を懸けた鹿島との一戦で復帰する見通しのキニョーネスは「難しい試合になると思いますが、自分たちのサッカーをやって結果を残したい」と決意。ケガで離脱期間もあったが来日1年目もラスト1試合となり「いい経験を積んだのでいい流れで終わりたい」と5連勝締めへ意欲十分。鉄壁の守備で相手攻撃陣をシャットアウトし、鹿島の優勝を阻む。

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