MLBのウィンターミーティング(WM)が8日(日本時間9日)、フロリダ州オーランドで開幕。全球団の監督、編成幹部や代理人らが集結し、移籍交渉などを行う同イベントでは例年大物FA選手の契約がまとまるケースが多く、今年も注目が集まる。

 日本人選手では、巨人・岡本和真内野手(29)、ヤクルト・村上宗隆内野手(25)、西武・今井達也投手(27)、高橋光成投手(28)がポスティング申請を行い、メジャー移籍を目指している。楽天からFAとなっている則本昂大投手(34)、ソフトバンク・有原航平投手(33)、渡米1年目で10勝を挙げた菅野智之投手(36)もオリオールズからFAとなり、来季所属が未定となっている。

 メジャーの移籍市場は大物FA選手の去就が決定次第、動き出す傾向が強い。今オフの目玉といえば今季大谷翔平ドジャース)を上回る56本塁打、132打点でリーグ2冠に輝いたシュワバー(フィリーズ)だ。WM期間中にも大型契約がまとまることが期待されており、その後は移籍市場の活性化も見込まれる。その他ではタッカー(カブス)らに人気が集中している。

 初日となるこの日は、ドジャース・ロバーツ監督らの取材対応が予定されており、会場には報道陣を含めた関係者の熱気があふれている。

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