加藤学園(静岡)の最速148キロ右腕・山田晃太郎(3年)が、中大経済学部にスポーツ推薦で合格したことが10日までに分かった。
身長180センチの本格派右腕は、今年1月の進路相談時から東都1部リーグで通算25度の優勝を誇る中大を第1志望としており、合格の知らせに期待に満ちた表情を見せた。
同学年には高校日本代表としてU―18W杯に出場した健大高崎・下重賢慎投手、昨夏の甲子園を制し、今夏も甲子園ベスト8入りを果たした京都国際の西村一毅投手など、全国屈指の実力派たちがそろう。「自分の中でも超えたい選手たちです」と山田は静かに闘志を燃やした。
高校入学時は132キロだった直球を148キロまで伸ばしてくれた米山学監督や、父であり東邦ガス前監督の山田勝司氏の助言にも感謝を示す。「大学では、これまで支えてくださった方々に恩返しとなるような投球をしていきたい」。1年春からの登板を目指し、日々練習に励む。「大学でも通用する精度と制球を磨いていきたいです」と力強く語った。
<山田晃太郎>(やまだ・こうたろう)2008年3月4日、名古屋市生まれ。17歳。小学3年生から野球を始め、中学時はSASUKE名古屋ヤングでプレーし、2年春から4季連続全国大会に出場。高校では2年秋からエースとなり、最後の夏は県4回戦の桐陽戦まで勝ち上がった。










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