テレビCMメタデータの通じてマーケティング支援を展開するSMN(本社・東京都品川区)は11日、今年11月度の主要5大都市圏(東京、大阪、愛知、福岡、北海道)の地上波25局、BS放送6局で放送されたテレビCM放送回数を調査・集計結果を発表した。

 1位は10月に引き続き、風邪の季節に向けた商品のアリナミン製薬「ベンザブロックプレミアムDX」。

2位はグラクソ・スミスクライン「帯状疱疹予防.jp」で、国の定期接種対象となった帯状疱疹の認知を図るべく、全国的に大量に放送された。

 3位に定番年末商戦イベントのアマゾンジャパン「Amazonブラックフライデー2025」が新登場でランクイン。クリスマスシーズンを控え、年末商戦が年々前倒しになっていると同社は分析している。

 自動車関連では小型車に注目が集まり、8位に日産自動車の軽自動車「ルークス」、16位にボルボ・カー・ジャパンのコンパクトSUV「EX30」が新登場した。

 地域別では、札幌地区はセイコーマートの「クリスマスケーキ」が1位、コロンビアスポーツウェアジャパンのウィンターシューズ「SAPLAND」が5位に。福岡地区では、前回に続きタカヤマ「高山質店」が1位と、季節性、地域密着性が特徴的だという。

編集部おすすめ