米大リーグ・オリオールズからFAとなっている菅野智之投手(36)が来年3月に開催されるWBCの侍ジャパンメンバーに内定したことが12日、分かった。ドジャースでワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸投手(27)も出場内定したことが判明。
菅野の大きな夢がかなった。米球界関係者によると、来年3月開催のWBCに出場する侍ジャパンメンバーに内定したことが判明。巨人に在籍していた17年以来、自身9年ぶり2度目の大舞台となる。
すでに11月29日に前巨人の長野久義氏と出席したトークイベント後に「お呼びがかかれば全力で。僕もラストチャンスになると思うので、プレーしたいなって気持ちはあります。何か自分にできることがあれば、力になりたい気持ちです。他の国は打倒日本という感じですごいメンバーをそろえてきているような気がするので。そういうものを想定しながらオフシーズンを過ごせれば」と決意は表明済み。17年大会はベスト4、21年東京五輪ではコンディション不良による辞退もあり、侍ジャパンのユニホームを着て、世界の頂点に立つという思いは強い。
メジャー組の投手では真っ先に出場を正式表明したドジャース・大谷に続き、山本の出場もこの日までに内定した。現状、大谷が投手として登板するかは不明で、菅野は山本ら他のメジャー投手とともに先発陣の一角を任される可能性が高い。
次回WBCではピッチクロック、ピッチコムなどの新ルール採用が決定。WBC使用球への対応も含め、井端監督は11月の韓国との強化試合や宮崎合宿でNPB所属選手の反応を見極めたが、不安も残った。日本時間10日に米フロリダ州で開催されたWBC監督会議に出席した指揮官は「慣れが必要だなと思った。そのへんはこちら(メジャー)でやられている選手はスペシャル。対打者だけに集中できる。そのへん(の不安)がないというのは期待をしている。日本の選手にいいアドバイスを送ってくれればいい」と菅野、大谷、山本らメジャー組に信頼を寄せている。
来季の所属先は未定だが菅野は「本当に体調はいいですし、課題も明白」と話しており、まずはWBCに照準を合わせて、これからトレーニングを本格化させる。連覇に貢献して、勢いをつけてメジャー2年目のシーズンに臨む。
◆菅野の17年WBC 1次ラウンド(R)の豪州戦(東京D)では4回1/3を4安打1失点。










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