惜しくも黒星デビューとなった注目の高額馬には、SNSで様々な反応が寄せられている。13日の阪神5R・2歳新馬(芝2000メートル=7頭立て)で、サガルマータ(牡2歳、栗東・福永祐一厩舎、父コントレイル)は単勝4・1倍の3番人気で出走し3着。

2023年のセレクト当歳セールで5億2000万円がついた期待馬がデビュー戦を白星で飾ることが出来なかった。

 9月の阪神でデビューを予定していたが、深管が出たために放牧へ。その後は暮れの阪神でのデビューを目指し、調整された。レースでは、川田将雅騎手とコンビを組んだサガルマータは2番枠からスムーズに好スタート。7頭立てで1000メートル通過は63秒1のスローペース。中段に付けた同馬は、直線外から上がり3ハロン33秒6の末脚で猛追したがダノンハドソン(1着)とアルジェンテーラ(2着)をつかまえることはできなかった。勝ち時計は1分48秒9(良)。

  敗れはしたが素質の片りんを見せた5億円ホースにSNSでは「次に繋がる競馬やったんちゃうかな~」「まだまだここから!」「うーんこれは厳しそう」「陣営の笑顔がたくさん見られたのでヨシです」「のちの伝説の新馬戦になる事を期待」「大敗しなかっただけマシかねぇ」「オープンまでは行けそう」などのコメントが上がっている。

◇日本の競走馬セールで高額落札馬トップ5◇

 1 6億円 ディナシー(牝、キングカメハメハ×トゥザヴィクトリー)       

 2 5億9000万円★ エムズビギン(牡、キタサンブラック×デルフィニア2) 

 3 5億8000万円 アドマイヤビルゴ(牡、ディープインパクト×イルーシヴウェーヴ)     

 3 5億8000万円 ミッドナイトビズーの2025(牡、イクイノックス×ミッドナイトビズー)

 5 5億2000万円 サガルマータ(牡、コントレイル×コンヴィクション2)

★印は1歳セリ

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