12月13日の阪神6R・2歳新馬(ダート1400メートル=13頭立て)は、岩田康誠騎手が乗った3番人気のメイショウリュウシ(牡2歳、栗東・角田晃一厩舎、父リオンディーズ)がハナを奪うとそのまま後続を振り切って快勝。3馬身半差の2着に4番人気タマモレイメイ(田口貫太騎手)が入り、さらに半馬身差の3着に1番人気ハッピーバンク(クリスチャン・デムーロ騎手)が入った。

勝ちタイムは1分26秒6(良)。

 メイショウリュウシの生まれ故郷は北海道浦河町の三嶋牧場で、今年の宝塚記念を勝ったメイショウタバルも同牧場の生産となっている。

 騎乗した岩田康騎手は「追い切りから素質は感じていました。レースでは素直でしたし、物見をするくらい余裕がありました」と振り返った。

 管理する角田調教師は「ジョッキーを落としたり、反対の手前で走ったり、課題は多いが素質はある。上に行くには、気持ちがドシッとしてほしいね。ちょっとずつ教えながらやっていきます」と気を引き締めた。

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