メッツが、マリナーズからFAとなっているホルヘ・ポランコ内野手と合意したと米各メディアが13日(日本時間14日)に報じた。総額4000万ドル(約31億1600万円)の2年契約とみられる。

 ポランコはメジャー経験12年のベテランで23年まではツインズで一筋。24年から2シーズンはマリナーズで活躍し、31歳の今季はキャリア2位の26本塁打を放つなど、勝負強い打撃で地区優勝に貢献した。

 メッツはFAとなったP・アロンソ一塁手がオリオールズへ、E・ディアス投手がドジャースへ流出し、主軸と守護神引き留めに失敗したばかり。米ESPN局のJ・パッサン記者によると、ポランコは二遊間を長く守っていたが、メッツは名手のM・セミエン二塁手をB・ニモとのトレードで獲得したこともあり、新天地ではアロンソの後釜として一塁かDHが予定されているという。

 メッツは一塁と三塁が主戦場の村上宗隆内野手、岡本和真内野手獲得の有力候補とみられており、動向への影響が懸念される。

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