日本ハムから現役ドラフトで加入した巨人・松浦慶斗投手が15日、都内の球団事務所で入団会見を行った。背番号は54に決まった。

身長186センチ、体重103キロの大型左腕は150キロを超える直球が武器。「歴史のある球団のユニホームを着て野球することは、すごく楽しみ。早く東京ドームで野球をしたい」と語った。

 2003年生まれの22歳は、大阪桐蔭で1年秋からベンチ入りし、3年春夏の甲子園に出場。21年ドラフト7位で日本ハムに入団した。高卒4年目の今季は2年ぶりに1軍登板ゼロ。ファームでは19登板(6先発)で2勝2敗3セーブ、防御率3・41。37イニングを投げて35三振を奪っていた。1軍では中継ぎのみで通算6登板し0勝1敗1ホールド、防御率5・40。「直球が一番のアピールポイント。右の(田中)瑛斗、左の慶斗と言われるようにやっていきたい」と、昨年の現役ドラフトで同じく日本ハムから加入し、飛躍を遂げた右腕との共闘を誓った。

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