◆第77回朝日杯フューチュリティステークス・G1(12月21日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 阪神JFは馬体重にキャリアと実績を重ね、1頭に絞り込んだスターアニスをプッシュ。穴候補に1800メートル戦での勝ち星を重視して、抽選組のギャラボーグを推奨。

ここのコーナーだけで馬連20・2倍は手にできたはず(実際の印が素直でないことは、日々反省)。

 今週も2歳G1。小学校の運動会みたいなもので個体の成長の差はばらばら。馬体重はやはり大きなファクターになる。朝日杯FSでは大きいことが正義だ。前走馬体重が454キロ以下は【00132】(以降データは過去10年)。一方、500キロ以上は【32214】で複勝率33・3%。これに、当日の単勝オッズ9・9倍以下のフィルターがかかると【3211】。唯一の着外は折り合いを欠いて暴走気味になったシュトラウス(23年10着、前走時520キロ)。同馬は前走4番人気以下【01165】で引っかかっており、例外とみていいだろう。

 前走時馬体重が500キロ以上で今回出走予定はリアライズシリウス1頭のみ。新潟2歳Sの勝ちっぷりから上位人気は必至。

黙って買いとみていい。負のデータとしては14年の蛯名(現調教師、ダノンプラチナ)を最後に美浦所属騎手の勝利がないことだが、【01118】ではあっても着外はすべて4番人気以下。3番人気以内は馬券圏内に入っており、津村がVに導く瞬間が見えてくる。

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