西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指している今井達也投手(27)に5球団ほどが本格的な興味を示して獲得に動き、ヤンキースとカブスが残っていると17日、全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者が報じた。

 ロメロ記者は自身の「X」(旧ツイッター)で「関係者によると、5球団ほどのMLBのチームが27歳で日本のエース・今井達也に本格的な興味を示している。

ニューヨーク・ヤンキース、シカゴ・カブスは最終候補入りするとみられている」と投稿した。

 カブスは今季チーム最多14勝を挙げたボイド、残留を決めた今永の左腕コンビに加え、今季メジャーデビューした24歳右腕のホートンも11勝を挙げて来季のローテ入りが確実視されている。今季11勝のタイヨンも残るが、さらなる先発陣の厚みを持たせるためにも今井獲得に動いている。

 ヤンキースは今季19勝のフリード、18勝のロドンの2本柱に来季は、今季トミー・ジョン手術を受けた23年サイ・ヤング賞のコールも復帰予定。だが、コールとロドンは来季開幕に間に合わない可能性があり、09年以来のワールドシリーズ制覇へ、先発陣の補強は課題の一つとなっている。

 今井の交渉期限は米東部時間の2026年1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)までとなっている。

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