◆第77回朝日杯フューチュリティステークス・G1(12月21日、阪神競馬場・芝1600メートル)枠順確定=12月19日、栗東トレセン

 秋明菊賞を制したタガノアラリア(牡2歳、栗東・西園翔太厩舎、父ミスターメロディ)は角馬場から坂路入り。ゆったりした脚取りで駆け上がった。

管理馬を初めてG1に送り出す西園翔調教師は「追い切った後も落ち着いているし、いい感じですよ」と好感触を伝えた。

 枠順は4枠6番に決まった。「ちょうどいい枠だと思います。ゲートの出はあまり速くないし、偶数枠ですからね」と歓迎。馬場の荒れた内を通って力強く抜け出した前走の内容は圧巻だった。「前走は京都でいい競馬をしてくれました。似ているコースを経験しているのも大きいですね」とトレーナーは初の大舞台へ力を込めた。

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