巨人・大勢投手(26)が20日、中山とともに都内でトークショーに出席し、来年3月に開催されるWBCについて言及。昨季まで同僚として戦い、オリオールズからFAとなっている菅野が侍ジャパンに内定していることを問われると、「僕も菅野さんとやらせていただいているので、そういう機会をつかめたらいいなと思います」と共闘への思いを口にした。

 日本のライバルとなる米国を筆頭に、多くのスターが立ちはだかるWBC。自身は23年に世界一を経験したが「もしの話ですね。選ばれたら考えます」と慎重に言葉を選んだ上で、「何かすごいことが起きる予感というか、そういうのはする。そこにいられたらいいなと思います。人生一回ですし、自分の野球人生でいろんな景色を野球で見たい」と語った。

 今季はセットアッパーで62登板とフル回転した大勢にとって、一番に考えるのは巨人のことだ。「チームが本当に大事。前回(23年)は(シーズン中に離脱し)迷惑をかけてしまったので」とし、来季のポジションについて「この形がベストなのかなとは思いますが、満足することなく、常に何かあった時に9回を投げられる準備はしたい」と見据えた。

編集部おすすめ