◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月21日、栗東トレセン

 鮫島克駿騎手とのコンビで参戦するサンライズジパング(牡4歳、栗東・前川恭子厩舎、父キズナ)は、坂路をゆっくりと上がった。パワフルな脚さばきで、使いつつ良化が感じられる。

前川調教師は「ここまでは順調に来ています。前走の前よりも体が増えている感じです」と明るいトーンで話した。

 前走のチャンピオンズCは直線での不利が響いて8着も、復調の兆しは見えた。「スムーズだったら掲示板はあった。道中もいい雰囲気で、動けるようになってきていると思います」と指揮官は前向き。23年のホープフルSで3着があるように、中山の芝への適性はある。

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