◆第77回朝日杯フューチュリティステークス・G1(12月21日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 2歳マイル王決定戦は14頭立てで争われ、4番人気で津村明秀騎手とコンビを組んだリアライズシリウス(牡、美浦・手塚貴久厩舎、父ポエティックフレア)は5着に敗れた。

 同馬は、6月の東京でデビュー。

後続に7馬身差もつける逃げ切り圧勝で初陣を飾った。続く前走の新潟2歳S・G3は2番手から運ぶ競馬で、1番人気に見事応える4馬身差の快勝。レコードにコンマ1秒差まで迫る1分33秒4の好時計で注目度が上がっていた。前日最終オッズでは1番人気に支持されていたが、今回は4か月ぶりの休み明けで馬体重は12キロ増。ゲート入りにてこずるなどスタート前から気性面の課題が浮き彫りになっていた。

 津村明秀騎手(リアライズシリウス=5着)「ゲート入れに手こずりましたが、ゲートの中は許容範囲でした。3、4コーナーでなかなかハミをとれない感じで、右回りが走れないのか、まだ体を持て余しているのか…。それでも5着ですからね」

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