◆第148回中山大障害・JG1(12月27日、中山競馬場・直線芝4100メートル)

 暮れのジャンプレースの大一番である第148回中山大障害・JG1は12月27日、中山競馬場の直線芝4100メートルで行われる。

 今春の中山グランドジャンプを制したエコロデュエル(牡6歳、美浦・岩戸孝樹厩舎、父キタサンブラック)を中心視したい。

このレースも近2年で3、2着と好走しており、実績も申し分なく、今年こそ悲願の白星をつかみ取る。

 同じく実績上位のジューンベロシティ(牡7歳、栗東・武英智厩舎、父ロードカナロア)が相手筆頭。JG1勝ちこそないが、ジャンプ重賞6勝の実力は間違いなく、ここも大崩れは考えにくい。前走の東京ハイジャンプを制しており、勢いに乗って逆転も十分だ。

 昨年の3着馬ネビーイーム(牡7歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父キズナ)は、目下の充実ぶりが目を引く。2連勝で前走の阪神ジャンプステークスを制して、持ち前の先行力で上位争いを狙う。

 今年に入って力をつけてきたフェーレンベルク(牡5歳、美浦・千葉直人厩舎、父エイシンフラッシュ)も侮れない。前走の京都ジャンプステークスで3着に好走しており、調子の良さを生かして一発を狙う。

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