今季まで巨人2軍監督を務め、来季からオイシックスの「チーフ・ベースボール・オフィサー」に就任する桑田真澄氏(57)が21日、日本高野連が導入を検討する7回制と、来年の公式戦から実施するの指名打者(DH)制に私見を語った。暑さ対策の一環として議論が進む7回制に「野球は9回が面白い。
球児を守り、なおかつ球界の発展を願う桑田氏。投手に関しては21年春から1週間で500球の球数制限が設けられたが、「意味がないですよね。球数制限と登板間隔、両方をやって初めて学生の体を守れる」とキッパリ。今夏の甲子園は8月5~23日に行われたが、大会期間をより長く設けることで登板間隔を確保し、主戦級の投手が複数いないチームが不利とならない解決策になるとした。
運用例に挙げたのは日中にアマチュア、ナイターでプロが興行を行う神宮球場。「1か月、甲子園球場を貸してあげてもいいわけじゃないですか。阪神は試合ができないじゃないかって(言われるが)、できないこともない。神宮球場がやっている」。1日あたりの試合数を減らして登板間隔を確保し、日中の体への負担が少ない時間帯に高校野球、ナイターでプロといった運用の検討を提言した。
Gタウンで行われた「デジタル野球教室」で中学球児に指導。DH制についても「打席に立ってどれだけの気付きがあったか。
◆加速する7回制導入 7回制については日本高野連が5日の理事会で、「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」から、センバツが第100回を迎える28年から「全ての公式戦で」、猛暑対策が急務な夏の選手権大会には「可及的速やかに」採用が望ましいとする最終報告を受けたと明かした。従来より6アウト減らすことが、肩肘や熱中症を含む健康対策、部員数減少、教員の働き方改革に有効としている。










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