【有馬記念】“滑り込み”で出走するアラタは８歳冬でも元気いっぱい　陣営「まだ馬は若い」
アラタ 画像（1枚）

◆第７０回有馬記念・Ｇ１（１２月２８日、中山競馬場・芝２５００メートル）＝１２月２２日、美浦トレセン

　アラタ（牡８歳、美浦・和田勇介厩舎、父キングカメハメハ）は登録時点で除外対象だったが、出走順上位馬の回避が相次ぎ出走が可能となった。小島良助手は「昨年は出られなかったし、出るだけで大変なレース。

出られると信じてつくってきたよ」と明かした。

　１週前追い切りではＷコースで６６秒７―１２秒０をマークし、カサブランカキッド（５歳１勝クラス）に追走先着。動きは若々しく、８歳冬になっても衰えは感じられない。同助手は「年齢は重ねているけど、まだ馬は若い。２５００メートルは守備範囲だし、右回りの方がいい馬」と舞台設定への自信をのぞかせた。ダノンデサイル、ミステリーウェイと同じ社台ファームの生産馬が、虎視たんたんと波乱演出を狙っている。

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