◆第42回ホープフルS・G1(12月27日、中山競馬場・芝2000メートル)枠順発表=12月25日

 先週のカヴァレリッツォで朝日杯FSを制した栗東・吉岡辰弥厩舎が送り出すジャスティンビスタ(牡2歳、父サートゥルナーリア)は2枠3番からの発走となった。吉岡調教師は「極端な内外ではなかったし、内めでいいと思う」と納得の表情を浮かべた。

 前走の京都2歳Sから中3週だが、仕上げはカヴァレリッツォと同じように“吉岡流”。前週の土曜日に栗東・CWコースで6ハロン82秒0―10秒8と負荷をかけ、当週は58秒8とソフトにまとめた。この日も坂路1本。「元気良さそうですし、問題ないと思います」とトレーナーは力強い。

 先週と同じように父も自身が助手時代に手がけたサートゥルナーリア。先週の歓喜の瞬間が自然と重なる。「ロスなく運べそう。非常に雰囲気がよくて、落ち着いています」とトレーナー。重賞連勝を飾り、来春は二枚看板で牡馬戦線を引っ張っていく。(山本 武志)

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