◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月26日、栗東トレセン

 この有馬記念で現役を引退するジャスティンパレス(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープインパクト)は、角馬場で体をほぐしてから坂路に向かい、最終調整を終えた。泉谷楓真騎手(レースは団野大成騎手)は「今週は坂路の馬場が重いので、もっともたれるかと思いましたが、バランスよく走れていました」と手応え。

「バランス面に関しては、前走、前々走と比べて一番いいです」と太鼓判を押す。

 昨年の有馬記念以来の中山。体を大きく使うフォームだが、小回りにも対応できるように意識しながら調整してきた。泉谷騎手は「(効果が)ちゃんと出ています。折り合いに関しても、当該週の追い切りでもちゃんと我慢できていました」と自信を示す。ラストランに向け、万全の態勢が整った。

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