石井は53試合で53回を投げ、失点は4月4日の巨人戦で6点リードの9回に許した1点だけ。同5日の巨人戦からプロ野球記録の50試合、球団記録の49イニングで無失点を続けた。
防御率は0・17。投球回数が1/3でも記録できる0・00を除き、過去にシーズンで最も防御率が良かったのは、57年の田原藤太郎(中)で30回1/3を4失点(自責1)の0・29。当時は端数を切り上げて計算しており現在の規定なら0・30になるが、どちらにしても0・1点台は石井が初めてだ。
劣勢での登板は一度もなかった。同点の場面で12試合、1点差17、2点差14を合わせ2点差以内で43試合を無失点。シーズン50イニング以上での防御率も、11年に最優秀中継ぎの浅尾拓也(中)、98年に最優秀救援の佐々木主浩(横浜)と、リリーフでMVPの2人より上。石井は中継ぎと抑えの両方を務めてタイトルこそなかったものの、優勝の大きな原動力になった。
▼…阪神は2年ぶり11度目の優勝(1リーグ4、セ7度)。50年の2リーグ制後では最速の9月7日にVを決めた。藤川監督は就任1年目。新人監督の優勝は23人目、阪神では初めて。
▼…佐藤輝がともに初の本塁打王と打点王。
▼…守備では失策を昨年23→今年6と大幅減。三塁を100試合以上守って前年から失策を17も減らしたのは、モッカ(中=82年24→83年3)の21失策に次ぎ、小森光生(毎日=54年41→55年24)と並び3人目。
▼…佐藤輝と森下の殊勲(先制、同点、勝ち越し、逆転)安打36本、勝利打点20度は、ともに両リーグ最多。50年の2リーグ制後、シーズン20度以上のV打は19、20人目(23、24度目)。同一球団の2人は初。
▼…入団7年目の近本が4年連続6度目の盗塁王。13度の福本豊(阪急)に次いで柴田勲(巨)と並ぶ2番目、セ最多回数だ。7年目までに通算1000安打と200盗塁に到達は、他に赤星憲広(神)だけ。
▼…中野は23年から3年連続の全試合出場。
▼…才木は昨年セ3位の防御率1・83から、今年は1・55で初の最優秀防御率を獲得。昨年と今年ともに1点台はモイネロ(ソ)と2人だけ。阪神で2年以上連続の2点未満は65、66年の村山実以来、59年ぶり。
▼…村上は最多勝、最高勝率、奪三振王。いずれも初の獲得。同一シーズンにこの3部門を制した投手は、21~23年の山本由伸(オ)以来18人目、20度目。阪神の投手では初。
▼…及川は62回を投げて防御率0・87。










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