◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月27日、中山競馬場

 23年2月の未勝利戦(芝2200メートル=9着)以来、久しぶりの2000メートル以上の距離に挑戦するエルトンバローズ(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープブリランテ)は、僚馬のジャスティンパレスとともに、12時35分に中山競馬場に降り立った。ふっくらした体で気配はいい。

田中助手は「輸送中は特に問題ありませんでした。馬体も絞れて、疲れも抜けて動けるようになっています」と笑みを浮かべた。

 マイルCSから900メートルの一気の距離延長だが、「トリッキーな中山で、うまく立ち回ってもらえたら。西村淳騎手がうまく乗ってくれるでしょう」と同助手は鞍上に期待した。15番枠からの激走を狙う。

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