12月28日付のスポーツ報知一面で有馬記念の予想を披露した櫻坂46の武元唯衣が大的中! 見事に勝ち馬のミュージアムマイルを本命に指名すると、12番人気の2着コスモキュランダ、3着のダノンデサイルもきっちりと相手に入れて3連単13万1710円を仕留めた。

 レース観戦後に取材に応じた武元は「とんでもないことが起こりました!(笑)」と興奮が冷めぬ様子。

桜花賞では櫻坂メンバーとして「絶対に外すことはできない」と自身にプレッシャーをかけて勝ち馬のエンブロイダリーに◎を打って的中。有馬記念は秋5度目の紙面登場となったが、馬連は的中するも本命馬が勝てずにいた。「秋のG1を5戦もやらせていただくと聞いたときは自分にとっても段違いの競馬に関するお仕事だったので、プレッシャーがありました。楽しく予想はさせていただいていましたが、ここまでの4戦で本命を当てられていないところも自分的には悔しいなという部分があって。ここが最後の勝負どころだなと思いながら見ていました」と苦しんだ心境を吐露。レースを見ながら涙したことも明かした。

 これまで思い出の有馬記念はドウデュースが勝った23年だったが、「更新しましたね(笑)。スポーツ報知さんで予想させていただく中でミュージアムマイルの名前を一番多く出してきました。強いところで勝てる馬だとずっと思いながら一年間、応援してきた子。最後の最後で決めてくれるっていうのは本当に特別な感情です」と推し馬の勝利を喜んだ。2着に頑張り高配当の使者となったコスモキュランダについても「本当にずっとずっと今一番推している馬として挙げてきたなかで有馬記念で走る姿を見られることだけでもすごく特別な気持ちだったのに、まさか2着まで残るとは想像もしていなくて」と驚き。それでも「有馬記念ってファンの思いが一番乗るレースじゃないですか。

自分の予想もいつもよりもっとファン目線を多めに入れてしまったなというのは思ったんですけど、そういう思いが実るときとか届くときってあるんだなっていうのを有馬記念が証明してくれたなと思いますね。応援する気持ちをずっと大事にしながらこれからも競馬を見て行きたいな」と感慨深げに語った。

 うま年生まれを運命に感じる武元は来年、さらなる活躍を決意する。「生まれた時に、もう競馬の世界にいて、絶対に何かの運命だと思ってここまで過ごしてきました(笑)。この年に生まれて良かったなって本当に思うので、そのうま年がついに来年くると言うことなので、来年はさらに競馬のお仕事という面で馬の魅力、競馬の魅力を自分の視点で伝えられるようにもっと努力したいなと思います」と力強く宣言。来年も競馬の世界で育った鋭い視点と独特の話題で、楽しませてくれるに違いない。

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