西武のドラフト3位・秋山俊外野手(22)=中京大=が29日、北海道・登別市出身で同郷のロッテドラフト1位・石垣元気投手(18)=健大高崎=との対戦を熱望した。2人は「少年野球の地区は一緒」という“ご近所さん”で「ぜひ対戦したい」と胸を高鳴らせた。

 北の大地から2人の“金の卵”がプロの世界に足を踏み入れる。秋山と石垣は「少年野球の地区は一緒」という間柄。4歳差ということもあり対戦の記憶はないが、「(石垣の)兄とは同級生だったので、そこで何度か試合はしてます」という。

 走攻守3拍子そろった非凡なセンスが光る外野手。石垣が25年春夏の甲子園でを沸かせた一方、秋山は仙台育英時代に指名漏れを経験した。「あっちは1位ですし、高校生であれだけ注目されてたので負けたくないなっていう気持ちはある。負けないように頑張りたい」。秋山幸二秋山翔吾からの黄金の系譜を継ぐ「3代目・秋山」は「広角に打てるバッティングを見てもらいたい」と意気込んだ。

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